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審判部よりお知らせ

新所沢ライノーズ所属で所沢市少年野球連盟審判部に所属しています一ノ瀬です。
いつも新所沢ライノーズのためにご協力いただきまして誠にありがとうございます。
さて、チームの公式戦出場が増えるにつれて保護者のみなさんへは (監督・コーチ急用時の代行)(義務審判への要請)(試合中の審判への補給水提供)(はたまた立派な球場で試合出場とでもなれば「うぐいす嬢!」)などの機会も増えてまいります。
恐らく 「協力はしたいけど何をどうしていいのかわからない・・・」と感じられている方があると思います。
そこで、簡単ではありますが公式戦出場にあたっての基本的な注意事項と日頃私が審判部で気付いた事(出場チームが試合で度々注意を受けている事項)などを簡単にまとめてみましたので参考にしていただければ幸いです。

一部 「全日本軟式野球連盟 競技者必携」「公認野球規則2014」より抜粋

公式戦出場にあたって覚えておきたい事

① 抽選会・・・
※抽選会の会場には遅れないようにしてください。(2名出席の大会が多いようです。だいたい監督が出られますが服装は自由です。
※参加費を払い、大会要綱を受け取り、抽選が始まります。(なぜかいつも集まりがよく開始時間の10分前には始まりますので遅れないようにしてください。選手登録など最近はメールでのやりとりが多いので事前に年間通したチームのパソコン担当者を決めておきましょう。)

② 開会式・・・
※チームでの車両数の制限がある場合があります。(いずれにしても最低限の車両数での移動がマナーになります。)
※選手整列はキャプテンを先頭に背の高い選手から並びます。(プラカードを忘れずに・・・)
※開会式は大会の意義のあるセレモニーですので選手は手を大きく振って「テレ」ずに元気よく行進しましょう。

③ 試合当日・・・
※試合開始時間の30分前に到着していないと棄権とされる場合がありますので余裕をもってグランドには40分から1時間前には到着したいものです。 (グランドに入る前に選手は整列をして元気よく挨拶をしましょう。)
※到着後ただちに事務局やグランド責任者へ到着の報告をし、前試合の進行状況を確認してください。また、選手がウォーミングアップできる場所などを確認しましょう。 (グランド責任者や提供チームの許可なく練習を始めるのは厳禁です。)
※第2試合、第3試合、第4試合と進むにつれて時間がずれ込むので常に進行状況を把握しておくことが大切です。
※審判は試合開始時間の1時間前に集合です。(まず到着報告。審判の服装は大会要綱にて確認。審判講習受講済カードの携帯必須。)
 注意!(審判服のシャツは白。ズボンはグレーか紺。シューズと靴下は黒。審判帽、インジケーターとブラシを携帯して下さい。)

④ 試合開始前・・・
※監督・コーチのシューズは選手と同色でないとベンチへ入れません。 (ラインやメーカーマークは猶予される大会はあります。)
※公式戦試合前のグランドでの練習は選手、監督、コーチはユニフォーム着用となります。(選手、審判はサングラス・時計 不可。)
※チームの代表及びスコアラーはユニフォーム着用義務なし。ただし服装規約がありチーム帽子着用も必要です。
※ロングパンツやジャージや短パン等でグランドの中に入っている方・・・厳禁です。(これはどこのチームもよくやる失敗です。)
※ユニフォームを着ていても監督、コーチは投手の投球練習の球を受けることはできません。(フル装備した捕手のみです。)
※だいたい試合開始時間の15分から20分前がベンチ入りとなります。(ベンチ内は野球用具をきれに並べましょう。)
※キャプテンはホームベース後方あたりにいる審判に呼ばれメンバー表2枚(できれば3枚)と試合球2球を提出し、ジャンケンで先攻後攻を決め、後攻のチームからシートノックに入ります。(大会によって試合球の提出義務や状況によってシートノック無しの場合があります。)
※シートノックはホームベースを持参しバッタース・ボックスの前か横で行い試合前にバッターボックスラインなどを消さない事もマナーです。
※シートノックは5分間です。キャッチャーはプロテクター、レガーズ、ヘルメット(試合中はファウルカップ着用)を必ず着用です。
※ノッカーにボールを渡す選手もヘルメット着用です。控え捕手が投手の球を受ける場合も同様でフル装備必要です。
(大会中に事故などが発生した場合、怪我された本人はもちろんの事、大会自体が中止という事もあり、安全には十分配慮が必要です。)
※シートノックが終わり試合開始前にグランド整備の必要があればホームベース前を中心にもう一度ブラシをすばやくかけます。

⑤ 試合中・・・
※試合開始の整列は脱帽です。後攻チームはグラブを持って整列し、挨拶後そのまま直接駆け足で守備につきます。
※攻撃チームが円陣を組む場合はネクストバッターとグランドコーチの3人は円陣の輪に入らず次の準備をしましょう。
※ベンチ内の指導者は30番監督、27~29番コーチ、代表、スコアラーを含め5人(大会によっては6人)
※選手、監督、コーチがみだりにベンチを出ることはできません。(トイレなどは事前に済ませておきましょう。)
※ベンチ内での携帯電話、携帯マイクの使用禁止。メガホーンは1個に限り使用が認められています。
※試合中は選手、監督、コーチ、代表、スコアラー以外いかなる人もベンチ入ることは許されません。
※ベンチに入ってない関係者が試合中の選手への指示も不可です。(3塁側のデッドラインあたりから3塁手などに指示を与える等不可。)
※相手チームや審判に対する聞き苦しいヤジは厳禁。また、スタンドからの応援団のヤジや目に余る行為はチームの責任になります。
※試合のスピード化に関する事項があります。(例えば攻守交代は1分以内、グランド内は駆け足。これは監督がタイムをとって投手に近寄る場合も1分以内、駆け足は同じです。また、捕手が守備の準備ができてない場合は控え捕手が投球を受けて下さい。)
※シューズのヒモを結ぶなどの行為でタイムを要求できません。しっかり準備をしておきましょう。(タイムの制限あり。)

⑥ 投手と捕手について・・・
※投手が捕手のサインを見るときは、必ず投手板について見ることを厳重に実施すること。
※投球を受けた捕手は、速やかに投手に返球すること。(みだりに前に出てベースを踏んで返球せずにその場からの返球を指導する。)
※捕手から返球を受けた投手は、速やかに投手板を踏んで投球姿勢をとること。
※あまりインターバルが長かったり、無用なけん制が度を過ぎると、反則行為としてペナルティを課すことがある。

⑦ 打者について・・・
※投手が投球位置にいるいないに関係なく、速やかにバッタース・ボックスに入ること。
※次の打者は、必ずネクスト・ボックスへ入り低い姿勢で待つこと。(投手が打者になる時も実行すること。)
※思うままにバッタース・ボックスを出入りすることは許されない。(遅延行為になります。サインはバッタース・ボックス内で見ましょう。)

⑧ 協議に関する連盟特別規則・・・
※審判員の裁定が規則の適用を誤って下された疑いがあるときには、監督だけがその裁定を規則に基づく正しい裁定に訂正するように要請することができます。「学童部」は監督と当該プレーヤー。(ボール・ストライクやアウト・セーフで抗議は退場になります。)
(コーチや他の選手や周りの関係者がいくら騒いでいても権限がないので、監督がタイムをとり審判へ確認しましょう。)

⑨ 審判への補給水・・・
※基本的には2回 4回 6回の裏が終わるタイミングと試合終了時に審判へ補給水をお願いします。
※試合前に相手チームと相談し、審判にも確認してください。 (主審の補給水はだいたい後攻チーム側に動きます。)
※真夏の炎天下の試合ではお茶と合わせておしぼりを用意してくれるチームがあります。(大変助かります。)

⑩ 試合終了・・・
※試合終了後はすみやかにベンチを明け渡してください。(ベンチの掃除をお願いします。)
※すみやかにグランド整備を行ってください。2名~5名(ユニフォームを着用されてない方でもOKです。)
※すべてが終わりグランドを後にする時、選手は整列し関係者及びグランドに対して礼をして引き上げましょう。

最後に・・・
特にチームにお願いしたいことは第一試合と最終試合の場合は グランドづくりや片付けなどへの積極参加 をお願いいたします。
北小の運動場が狭く公式戦へのグランド提供ができていませんのでグランド提供チームから不満の声があるのも事実です。
(グランド提供チームは他の学年の練習ができなかったり、駐車場の係りをしたりなど負担が多い上、特に雨でグランドコンディションが悪い時などは関係者総出で整備などをしている為です。)
出場チーム関係者全員で協力して大会の無事運営ができるように配慮をお願いいたします。
朝日旗所少連、西武沿線、所沢市の大会、中央リーグや新所リーグなどで 他の小学校の運動場を使用する場合は特にお願いいたします。
新所沢ライノーズが名実ともに地域に愛されるすばらしいチームになれるようにご協力よろしくお願いいたします。